京かみあん~言葉のはなしをあれこれと~

『誰も知らない京の街は もっと面白い!』

京ことば.....怖おすぇ~~

 

 

  京言葉は 「優しい言葉」なのか?

 それとも、「怖い!言葉」なのか?

         .....それが、知りたい!

 

 

根っからの京都人では.....ない!

父いわく、

京都人の『いけず』はなかなかのもんや~

そやから、やさしい言葉かけてもうても......

ほんまに、とったら.....あかんで~~」

と.....。(父の経験からでしょうか.....)

 

わたしが、高校にあがる時、言われた父の言葉である.....。

「中学までは、みんな同じ学区(小学校の区域)やさかい、

そんなに『いけず』はないと思うけど.....

高校になると.....学区が広うなるさかい.....

きつけや~~」

 

 

.....

幸いにも、高校時代は「マイペース」で過ごさせていただいたので、

まったくと言っていいほど....なんの事もなく。

上の学校は他府県でしたので、これまた「マイペース!」。

ノープロブレム!』(問題なし!)

 ですごしました。

 

.....問題は....京都で仕事をするようになってから....でした。

当時、サラリーマンを経験していたので、

どうしても『標準語』で話す習慣がついてしまっていたんです......

 

母からも

そんな、ことば やめてや~

わが子やと、思われへん!

と言われますし。

京都人なのに、標準語を話すので「他府県人扱い」みたいに.....

.....「きっおすな~~」。

 

 

 

また、また、

「おおきに~」の真意が「判りにくい」んです。

しかし、

....「おおきに」は、京都市内では....まだ、まだ市民権をもった言葉です。

 

それだけに、ふだんから多用される

「おおきに~」に悩まされることに.....

本当に感謝しているのか、やんわり拒絶なのか?

その頃のわたしは、「理解不能」でした.....。

 

....悩んだわたしは、友人と食事に行った処で.....

昔、お茶屋をやっていた女将に、

「そんなんで、悩んではるの~

 そんなん、なんでもあれへんどすえ~」

 と元気づけられました。

 

 ......どうしたら、いいいの???

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「間違うても、ええんです。

ほんまに間違うていても、

ああ~、すんませんでした!

て言うといたら.....ええねん。

べつに、誰も気にも留めてへんやしね....。」

.....

「でもね、同じひと、同じお店で同じ間違いをしてしもたら、

 アウト! でっせ。」

「京都人は、一回は目をつぶるけど、二回目したら......」

 

こう言われますえ~

あほ!ちゃうか!」て.....。

 

 

 

参考までに、

「おおきに」の京都言葉イントネーション、

「おおきに」と尻上がりに言われたとしましょう.....

  これは、本当の「おおきに」(感謝)に近い。

「おおきにー」と平たんな場合、

  不平、不満が生じている状況。

  早く対処するか、早々に退出するかの何れか....。

「おおきに」と尻下がりに言われた時、

  何となく、間違った雰囲気。

  呼ばれることがなければ、あまり立寄らない方が

  ベスト!

  でも、表情やしぐさでも「変化(へんげ)」するそうです。

  

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  ....あな、おそろしや~~

   

  ご教授ありがとうございました。いや、「おおきに」です。

   

  ほんまに、「難儀なことば」!

 

 

 

  ......おやじ(父)が苦労したのが、解るような!?....。

 

 

   また、また。

  (......京ことば で頑張るもん!)

 

 

 

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  「おおきに~」でした.....。