京かみあん~言葉のはなしをあれこれと~

『誰も知らない京の街は もっと面白い!』

仲源寺さんの鬼さん人形

2024年 京都南座の近くのお寺様

「仲源寺さんの鬼さん人形」の写真アップです!

▼黄鬼さん(二番人気だそうです)

 

▼黒鬼さん(二角鬼の黒は珍しいです)

 

▼緑鬼さん

 

▼赤鬼さん(一番人気はやっぱり定番の赤だそうです)

 

▼青鬼さん

5種類あります。

南座の近くに来られたら、仲源寺さんの受付で実物が見られます。

 

 

招き猫....This cat brings luck!

発見!インスタで紹介されていました!

「統計の数字て本当に本当?」というお話し

現代は、数字で「こうだ!」と押付けられると....弱気なわたしは
「そうか....そうなんだ」と納得してしまう傾向が多々あります。

でも、本当にそうなんだろうか?

ある新書を読んでいて
同じことを考えているヒトがいるんだと感心...
ちょっとご紹介すると....


出版業を例に取りましょう。
出版業も統計に動かされていることが多いですね。
あるテーマについての本が出版される確率はどのくらいか、
何冊売れるか、何人に支払いが必要かといつた数字を検討するのです。
しかし肝心なことは、良い本を作ることです。

たまに、ある本が予想外に売れて驚くこともあるでしょう。
これまでのデータが示すことに反して売れることが。
それはなぜかというと、人間が良い本を読みたいからなのです。
単純に良い本が売れることもあるのです。
しかし出版界ではこのことを忘れる傾向があります。
売れる本を出版したいから統計を見る。
そんなことをせずに、ただ良い本を売れば良いのではないでしょうか。

そのためには出版社も変わらなければなりません。
これまでに私は本をきちんと読む出版社とは良い仕事をしてきた経験が
あります。 読者をもっと雇用してはどうでしょうか。 例えばある出版社が100人の読者を雇ったとします。 彼らの仕事は本を読むこと、ただそれだけです。 この100人はあらゆる社会階層、教育レベルの人たちから選びます。 この人たちは出版社の居心地の良い部屋に籠って、一日中いろんな本を
読みます。 こうして良い本を見つけ出してもらうのです。 彼らは書店で好きな本を買ってきて、ひたすら読書する。
出版社は彼らに自由を与えるだけで良いのです。 読者に任せれば、たくさんの本が売れるようになると思いますよ。
とても良いビジネスモデルでしょう。 統計はいりません。読者にお金を払うだけでいい。 誰かが出版社を訪れたとき、読書室を見せてあげたらどうでしょう。 そこで、100人でなくても良い、例えば20人の人が一日8時間読書を
いているのです。 会社は美味しいお弁当を用意するだけで、それ以外は何もしなくて
も良いのです。 この人たちはただひたすら静かに読書をする。 そして月に1度、あるいは1週間に一度報告会を開いて、これらの読
者たちに批評家のように本を推薦してもらうのです。
これは統計的モデルとはまったく異なる質的モデルであり、このよ
うな変化を私は想定しています。 すべてとはいいませんが、多くの統計的戦略は質的戦略に置き換え
ることができます。
数字と洞察力の両方が必要なのです。 数字だけに頼っていたのでは、人類は滅びます。               マルクス・ガブリエル               「つながり過ぎた世界の先に」より インターネットが拡まった頃は、数字を吟味する人が存在していた
ようでしたが、ITやAIが一人歩きをしている今日この頃に至っては 「数字=真実」という数式がまかり通っている.... と感じます。 数字のもつ本当の意味・内容をもっとしっかり吟味していく必要が
あるようにも個人的には思います。 例えば、 俗っぽい話ですが、食べるもの(外食を含めて)は自分の「舌」で
見極めたいですね.... 何とかログ...美味しくないお店は私個人的には多々あったことは
感じます。 数字≠美味しい.... インターネット以前のように 美味しいものは「自力開拓!!」が一番! これも「質的戦略」なんでしょうかね?

 

魔よけ❓

今年 、ローカルTVでしたけれど、

京都の仲源寺さんのことが

放送されていました。

 

鴨川の大水反乱をテーマに大学の先生が

解説されていました。

(あんまり判りませんでしたが…)

 

あっ

その仲源寺さんで

「鬼のお人形発見❗」

鬼さんと言えば節分だけかなぁと思っていたら

平年いつでもおまつりされているんですね…

 

鬼さんのお人形は、

赤・青・黄・緑・黒

ナントなかなかカラフルで可愛いお人形です!

みんなも

見て❗  見て❗

日本人観光客よりも

外国、ことに中国や台湾の方が

お求めになるそうです

 

陸風の魔よけ何でしょうかねぇ⁉

「無の味」というお話し

甘いとか、酸っぱいとかいうことを通り越して、
何とも言えない味という。
別の語でいいかえれば、「淡」ということになります。
それは、何だと言われれば、
実在するものでは、結局「水」となる。
万物は水から出たことはご存じのとおりである。
ひとの身体も八割は水である。
だから結局ひとが死ぬ時には、水が足りなくなるから、
「水、水」と言う。
何はおいても「水」ということになってしまう。

その水を使って、煎茶をいただくと、
最初にお茶の中に含まれている甘みが出てくる。
その次にはタンニンの渋みを味わう。
それからカフェインの苦みを味わうのである。

甘み、渋み、それから何ともいえない苦み、その
上がつまり「無の味」となる。
これを湯加減して味わい分けるのが茶の趣味、茶道
だといわれています。


ひとも甘いというのはまだ初歩の味です。
あのひとは甘いやつだといいます。
これはまだ若い、初歩だということです。
だいぶ苦みが出てきたというのは、苦労して本当の
味が出てきた。
だから、ひとが大人になってくると
だいたい甘いものは好まなくなる。
          (安岡正篤著「活眼活学」より)

この歳になって判るような気がします。
でも、わたくし個人的には「甘味」もOKです。
苦言、苦味を愛するようになってくると何でも 渋くなって 「苦を愛し、淡を愛し」 「無という境地」に入る。
しかしながら.... なかなか、「無の境地」には入れないようです。

紙で!活字で文章を読もうぜ!

近頃 紙の本で小説なんか読んだことないな~ 

 

なんていう人、多くなりましたね......メディアが「スマホ」だからでしょうね。

その功罪がぼちぼち出てきているように感じます。

じっくり物事の流れや動きを「観察」して、「自分の

頭で考える」ことをしていませんよね。そう、わたし

は個人的に思います。

物事の「真」と「偽」の判断のプロセス(過程)が短

すぎるんでしょうね.....。

「算数の様に計算してすぐ答える」が日常化してしま

って、

「本当にそうなのか?」という問いかけすらも「無い」

んでしょうね。

我が国の教育が「知識偏重」なんですから、致し方な

いのかもしてません。

 

だからこそ、「考えるサプリ」として、活字になって

いる本の存在が今こそ大切といわなければなりません。

私どもの頃は

図書館に『萬巻読破』という額(がく)がかかってい

たものです。

......だいぶ、古い感じですが。

近年、本代も馬鹿にならなくなってきました。

いたしかたなく、

インターネットで予約して図書館から書籍....おもに小

説や随筆など.....を借りて読書にふけっております。

でも、利点は

「面白くなければ、返却すればいい!」ことです。

で、ほんとうに自分の書棚に置いておきたい場合は

「あらためて購入すれば」いいということです。

 

自分にとって「必要な本」はあるはずです。

そう、「心の支えになる本です」

このことが、一番大事なんだと....思います。

 

 

2022年7月19日

きょうかみあん

の独り言でした。

 

焼鳥屋での記憶〜そう、半世紀近く前のことです〜

サラリーマンをしていた頃、いつもの3たりさんと三田界隈の

焼鳥屋に行ったものです。

そう、50年近く前のお話....

 

3たりさんとも「下戸」なのに、焼鳥は大好き! という

....酒飲みの人から見れば、「変じゃね〜」の世界を出入り

していた3人さん。

それでも、一人1000円以上は使っていましたね。

ビールもお酒も無く、焼鳥だけで1000円は....

『食べすぎじゃねえ〜』という感じ。

50年前の物価水準を今で換算すれば、およそ2500円くらい

でしょうか...

まるで、贅沢な夕食がわりですね。

わたしはの場合、今もお酒には縁遠いんですが...焼鳥は好で

すね。

タン塩、皮、ねぎま...やめられませんね〜

 

一年くらいたった時でしょうか

3たりさんで焼鳥屋さんへ行った回数と金額をメモしていたので、

計算してみたんです。

今での貨幣価値にして年180000円位....

お酒を飲んでくだ巻いていたら....もっともっと でしょうね。

『無駄!』と思いましたね。

 

それからは、焼鳥屋に行くのをやめたんです。

それで、残業のないアフター5は、都営のプールに通い始めたの

は、ちょうどその頃。

会社のお局さんの、帰宅前に「都営のプールで一汗」に感化され

て.....ハマってしまいましたね。

もちろん水泳の後のアルコールは一切なしは、言うまでもありま

せんが。

運動は都営のプールで水泳、頭の体操は都の図書館で読書、

食事はおばんさいのお店のおばちゃんの料理で健康そのもの....

 

思いましたね...「飲み屋なんてわたしには必要ない」と。

ちなみにわたしの体重は、70キロをきります。

現在のわたしの体重は68キロくらいでしょうか...健康な身体と

お医者さんは仰いますが...頭の方はどうも てな感じですね。

 

コロナで「お酒が飲みに行けない」なんて、

わたしにはまったく関係ない話です。

でも、『焼鳥』は食べたいんです。

 

 

2022年3月8日 今でも「下戸」です。